INTERVIEW製造部門 社員インタビュー
製造部門 クロストーク タイキのモノづくり最前線
自社農場と工場で働く製造部門の3名に
タイキのあれこれを
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1990年入社
製造部門(農場長) -
1998年入社
製造部門(工場長) -
2018年入社
製造部門(農場勤務)
工場では遊具の製作、農場では造園用樹木の育成。
まずは、皆さんのお仕事内容紹介から始めていきましょうか。
太子町の自社農場で農場長を務めています。具体的には、さまざまな樹木を苗木から育成して出荷する仕事です。
同じく、農場で勤務しています。人前で話すのがあまり得意じゃないんで、緊張しています…。仕事内容は、農場長と同じ樹木の生産です。
農場の近くにある工場で、工場長を務めてます。滑り台やジャングルジム、鉄棒などの遊具をはじめ、さまざまな設備を作っています。
なるほど。一括りに製造部門といっても、農場と工場で業務は異なるんですね。ちなみに、いつ頃からこのお仕事を?
これは大ベテランの先輩、農場長からお願いしましょう。確か、30年以上のキャリアでしたよね?
なんか改まって工場長から話を振られると、照れくさいね(笑)。タイキに入って今年で35年目、この道一筋に生きてきました。そういう工場長も、20年以上のベテランでしょう。
ベテランといえるのかどうか分かりませんけど、今年で25年目くらいになりますね。元々プラモデル作りが好きで、モノづくりの仕事に興味があったんです。高校の求人でタイキという会社の存在を知り、卒業してすぐ就職しました。遊具を作る仕事って、なんか面白そうだなと。ちなみに、緊張してる君は?
そうやって弄らないでくださいよ(笑)。僕は今6年目です。造園業を営んでいる父の影響もあり、造園業に興味があったので、タイキに入社しました。そういえば、農場長がタイキに入ったきっかけは何だったんですか?
ちょっと緊張が解れてきたみたいやね(笑)。私が入社したきっかけはシンプルで、元々植物が好きで造園関係の仕事に興味があったから。土いじりも好きだったし。樹木を自社栽培していることや砂漠緑化事業にも携わっていることを知って、タイキに魅力を感じた。
自ら育成や製作を手がけた製品は愛着もひとしお。
そろそろトークのギアが上がってきたようですね。では、お仕事のどんなところに、やりがいや喜び、魅力を感じていますか?
工場長、どうぞ。
えっ、逆指名!? なんて言ったらいいのかな…。モノづくりって何でもそうだと思うんですけど、図面を元に製作を進めていきますよね。その図面どおりにミスなく仕上げることができた時は、喜びというか達成感を感じます。
出来上がった遊具の設置で公園へ行って、子どもたちが遊んでいる様子なんかを見ることもあるんですか?
設置してすぐ公園が開放されるわけじゃないので、その時には見られない。ただ、修繕や修理で公園へ行った時に見ることはある。やっぱり、自分が作った遊具で子どもたちが楽しそうに遊んでいるのを見ると、グッとくるよね。もっと良いモノ、もっと凄いモノを作ってやるぞと思う(笑)。
なるほど。やっぱり、自分で手がけたモノが現場でどうなっているのかを見るのは良いですよね。僕の場合は、遊具じゃなくて樹木なんですけど。植栽した現場の近くを別の仕事で通りかかった時なんかに、気になって見に行くこともあります。きちんと手入れされて元気に育っているのを見ると、素直に嬉しいですよ。
すごく分かる、樹木は生き物やからね。5年10年、もっと長い場合は20年30年かけて大事に育てた木を、掘り起こして現場へ運ぶ時なんかは、子どもを送り出すような気持ちになる。現場で元気に育っている姿を見るのは感慨深いよね。我々の仕事場は基本的に農場や工場なので、営業や工事と比べて製品が使われている現場を見る機会が少ないし。
福利厚生の充実や待遇の良さも大きな魅力。
皆さんの充実感、とてもよく伝わってきます。タイキという会社の魅力や良いところについてもお聞きしてみたいです。
あ、僕ですか…。うーん難しいな、というのは冗談として(笑)。僕が感じるのは、休暇制度が充実していることですね。有給休暇は取りやすいですし、夏季休暇、年末年始休暇、慶弔休暇などもありますし。
誕生日休暇もありますよね。
そうそう。あとは、労働環境が良いのもポイントかな。建設業のイメージとしてあった「きつい」「汚い」「危険」の「3K労働」は、タイキには当てはまりませんから。
確かにそうですね。休暇制度はもちろん、福利厚生がしっかりしていることは、社員にとって大きなポイント。万が一の怪我に対するサポートも手厚いから、安心して働ける。あとはやっぱり、会社は家族という感覚が浸透しているのも良いところかな。単なる仲よしではなく、常に誰かが誰かのことを気にかけているような。
それ、分かります。農場の2人を見ていると、良い関係性やなって思いますから。なあ!
農場長には、ずっと気にかけていただいて…。本当に感謝しかないですよ。
私のことはいいから、会社の魅力を話しなさいよ。
福利厚生の話と被ってしまうんですが、年1回の社員研修旅行は魅力ですね。ここ数年は新型コロナの影響で行けなかっただけに、次回が楽しみです。普段とは違う、先輩社員さんたちの意外な一面も見られたりして、絆が深まるのを感じます。それともう一つは、待遇、つまり給与が良いことです。他の造園会社に勤めている友人に、「タイキさんは待遇いいよな」と羨ましがられていますから。
まずは、専門知識よりも興味関心や好きな気持ちを大切に。
会社の魅力、いろいろ出ましたね。では最後に、そんな魅力ある会社で働く先輩社員として、学生の皆さんにアドバイスやメッセージを。
アドバイスとかメッセージとか苦手なんですけど…。まずは、造園業に興味がある人には最適な会社だと思います。ゼロから自分の手で作っていくことができるので。樹木など植物の専門知識がなくても、興味関心や好きな気持ちがあれば全く問題ありません。日々の仕事を通じて、教えられたり勉強したりしながら、知識や技術を身に付けていってください。
僕がそうだったように、「モノづくりが好き」というシンプルな想いを大切にしてほしいです。実際に遊具を製作するとなると、溶接などの特殊な技術や資格も必要ですが、入社後の研修や講習で身に付けられますから。また、図面のデータだけに頼るのではなく、完成までの工程を頭の中でイメージしながら作り上げていく楽しさを知ってほしいです。モノづくりの醍醐味を、ぜひ一緒に分かち合いましょう。
この仕事をするうえで大切なのは、樹木や花といった植物に関する知識よりも興味関心でしょう。知識の有無を気にする必要はありません。経験の中で身に付けていけばいいんです。まずは、興味関心を持って木や土と向き合うこと。仕事としての造園に必要な植物育成の本質は、実際に育ててみないと分からないものですから。